2011年07月14日

調布市の放射能測定のその後

 今日、夜になってから、市議団から連絡があり、


調布市のこれまでの放射線測定の結果と、今後の対応について、説明があったとのことです。


小中学校全校のプール(水)の測定結果など、すでにホームページでは公表されていますが、


今後は、


保育園・小中学校の給食で使用する、主な食材の放射性物質を測定することになりました。


市が持っている測定器では測れないので、食材を検査機関に送り、1週間ほどで結果が出るという形式の、測定を行うとのこと。


…放射能汚染が時間とともに、食べ物を通じて、人体に入り込むことを考えれば、当然の調査ですが、


いま、放射能汚染された飼料を牛が食べ、それを出荷してしまった問題が連日報道されています。


離れた地域に住んでいても、放射能の恐怖におびえなければいけないことに、不安が増すばかりの毎日。


中学の保護者会でも、「子どもの大好きなお肉、当分食べさせてあげられない」という声が出ていました。


食べ物に混入してしまうと、濃度が高められ、事故から数年後には、体内の被ばく量がピークになると言われています。


被災地では子ども達の、内部被爆の状況を調査するなどの対応が始まっていますが、



本当に恐ろしいことだと思います。



こんな危険な原発は、やはり人間の手から切り離したほうがいいのだと思います。



PTAの役員会や保護者会でも、影響を受けやすい幼児と中学生は違うのかもしれませんが、


だんだんと忍び寄ってくる放射能汚染の不安に、多くのお母さん方が心配の声をあげていました。


一刻も早く、収束させ、安心して毎日を過ごせるようにすることが、政治の大事な任務です。


それにしても、


九州電力のやらせメール、ふざけた話です。


7月2日付のしんぶん赤旗が、スクープをしなかったら、



何事もなかったように、世論を誘導していたのでしょう。



何をどう言おうと、



結果的に、「人命」と自らの「利益」を天秤にかけている姿に、



あきれ、腹立たしいばかりですね。
ラベル:調布市
posted by 岸本なお子 at 23:49| Comment(3) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
内部被曝が心配です。家庭では食材を吟味することができますが、給食に関して心配しておりました。一人だけお弁当にするのは、、子どもに負担をかけ、いじめの対象になりやすいので、ふみきれませんでした。検査していただけるようになってよかったです。ただ、日本の基準値は高いので、市独自の基準をもうけたほうがよいのでは?と思っています。
Posted by 調布市民です at 2011年07月17日 13:31
いつも市民のために活躍されている岸本さんは、本当にすごいです。たまたま過去の市議会報告を読み、岸本さんのされてきたことに頭が下がる思いでした。
Posted by 市民A at 2011年09月16日 13:32
みなさん、コメントありがとうございます晴れ
まだまだ頑張りますよ♪
いま気になっているのは、やはり給食の放射線量の調査。はやく「食べる前」にやってもらいたい
Posted by Naoko.Kishimoto at 2011年09月16日 13:43
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